山入氏(読み)やまいりうじ

世界大百科事典(旧版)内の山入氏の言及

【佐竹氏】より

…しかし守護になってもその権限の行使は実質上常陸北東部に限られ,吉田,行方,鹿島,真壁,南郡の5郡については大掾氏が権限を握っていた。南北朝・室町時代,佐竹惣領家から多くの庶子家が分かれて独立したが,1407年(応永14)には有力な一族山入氏が宗家に背き,惣領・庶子家の争いは15世紀中つづいた。そして1500年(明応9)には山入氏が宗家の義舜を居城太田城から金砂の山奥に追いつめた。…

※「山入氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む