山本政七(読み)やまもとまさしち

世界大百科事典(旧版)内の山本政七の言及

【サーカス】より

…やがて洋風曲馬を習得した外国帰りの曲馬師や,軽業,足芸の芸人たちが合流して多くの曲馬団が創立され,サーカスの形態が整いはじめた。 最初に曲馬団を組織し全国巡業を実現した益井商会と並ぶ,興行師山本政七は,99年にチャリネ仕込みの曲馬師山本精太郎一行,イギリス帰りの軽業師富士川広三郎と日本チャリネ一座を創立した。一座は演馬15頭,象2頭,座員70名の曲馬団で,その演目は馬上火炎抜け,馬1頭大勢乗り・2頭4人乗り・3頭5人乗り,身体組上げ大運動,大1丁ぶらんこ2人曲芸,針金渡り,椅子(いす)の曲芸,4本バー運動(空中器械体操),西洋道化6人曲芸,大象2頭の曲芸,熊の曲芸,などで形成されていた。…

※「山本政七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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