山林争議(読み)さんりんそうぎ

世界大百科事典(旧版)内の山林争議の言及

【地主】より

…岩手の数百~数千haの在村型地頭林はその典型であり,従属農民の名子層を中心に入会利用がある。この私有地入会権に基づく山林争議が,大正中期には薪炭材の商品化をめぐって発生し,第2次大戦後は小繫事件となった。(2)民間用材林業の先進地に見られる山林地主で,奈良,三重,和歌山,静岡が代表県となる。…

※「山林争議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」