世界大百科事典(旧版)内の山路家の言及
【暦】より
…1685年(貞享2)貞享暦が施行されて後は暦の天文学的部分は江戸の天文方の仕事となり,賀茂家,すなわち幸徳井家は暦注部分のみを担当するようになった。 渋川春海が日本人として初めて貞享暦を作って以来,江戸の天文方が作暦に主要の地位を占めるようになったが,この天文方には渋川家のほか,幕末までに猪飼家,山路家,西川家,吉田家,奥村家,高橋家,足立家の計8家が任命された。しかし一代限りの者もあって明治に変わるまで存続していたのは渋川家,山路家,足立家の3家であった。…
※「山路家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」