世界大百科事典(旧版)内の山頂法の言及
【雪線】より
…これに対して,ある地域全体の氷河の平均的な雪線の代表値は広域的雪線regional snowlineまたは気候的雪線climatic snowlineとよばれ,いくつかの近似法が考案されている。たとえば,ある地域で氷河をもつ山の高度と,氷河をもたない山の高度との中間高度を代表値とする方法(山頂法)はその一つである。 雪線は,地球上の気候帯や植生帯,地形を区分する上で重要であり,一般に雪線の高さは,極地から赤道へ向かうほど,また湿潤地域から乾燥地域へ向かうほど高くなる。…
※「山頂法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」