岡田将監(読み)おかだしょうげん

世界大百科事典(旧版)内の岡田将監の言及

【岡田善同】より

…江戸初期の美濃国奉行。尾張の人。将監と称す。はじめ織田信長に仕える。1584年(天正12)信長の次男信雄(のぶかつ)と抗争して尾張を離れ,前田利家,加藤清正,豊臣秀吉を経て,1600年(慶長5)に徳川家康の麾下(きか)に属し,美濃可児・羽栗両郡に5000石の知行を得た。山田奉行を兼務し,29年には伊勢神宮造営を奉行,その功により従五位下伊勢守に叙任された。31年,加増のうえ大野郡に知行替え。【西田 真樹】…

※「岡田将監」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android