世界大百科事典(旧版)内の岩崎運河の言及
【尻無川】より
…江戸時代の尻無川は九条島と寺島,勘助島との間を流れ,下流では市岡,泉尾などの新田開発が進んだ。大正期に入って,大阪築港工事の一環として川幅が拡張され,岩崎運河,大正運河,千歳運河の掘削や埋立地造成が進んだため,造船,ガス,金属,機械の工場が河岸に進出し,臨海工業地区となった。1952年に上流は埋め立てられ,岩崎運河のみで木津川と連絡することとなったが,下流左岸の大正内港は,国内貿易埠頭と鉄鋼埠頭を設置する大阪港の物流基地である。…
※「岩崎運河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」