岳鵬挙(読み)がくほうきょ

世界大百科事典(旧版)内の岳鵬挙の言及

【岳飛】より

…中国,南宋初期の武将。字は鵬挙。湯陰(河南省湯陰県)の農家に生まれ,20歳で義勇軍に参加し,戦功を重ねて,27歳の時には独立して〈岳家軍〉を率いた。1134年(紹興4),鄂州(がくしゆう)(武漢)を根拠地とする方面軍の将軍となり,翌年,湖南の鍾相・楊么(ようよう)の乱を鎮圧し,36年には襄陽に進駐し湖北・河南の金軍と戦い,南進を阻止した。37年には宣撫使となり,最高軍事指導者の一人となった。彼の軍隊は厳しい規律と盛んな戦闘力で知られた。…

※「岳鵬挙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」