崇陵(読み)すうりょう

世界大百科事典(旧版)内の崇陵の言及

【清陵】より

…東陵は北京市の北東約125kmの河北省遵化県馬蘭峪付近にあり,孝陵(順治帝),景陵(康熙帝),裕陵(乾隆帝),定陵(咸豊帝),恵陵(同治帝)のほか,后陵4座,妃園寝5座を含み,皇帝5人,皇后15人,妃子136人を葬る。西陵は北京市の南西約120kmの河北省易県梁各庄にあり,泰陵(雍正帝),昌陵(嘉慶帝),慕陵(道光帝),崇陵(光緒帝)のほか,后陵3座,妃園寝4座を含み,皇帝4人,皇后9人,妃子27人を葬る。清陵は秦代以来の陵寝制度の発展の頂点に位置し,各陵は規模こそ相違するものの,ほぼ同じ構造をもって造営されている。…

【東九陵】より

…王宮からは東方に約14kmのところに位置する。東九陵は,1408年の太祖の健元陵に始まり,文宗・同妃顕徳王后の顕陵,宣祖・同妃懿仁王后・継妃仁穆王后の穆陵,顕宗・同妃明聖王后の崇陵,仁祖継妃荘烈王后の徽陵,景宗妃端懿王后の恵陵,英祖・同継妃貞純王后の元陵,憲宗・同妃孝顕王后・継妃孝定王后の景陵,そして1855年の文祖翼皇帝(孝明世子)・同妃神定翼皇后の綏陵まで,9陵17位の王と后妃の陵墓からなっている。東九陵の立地する地勢は,風水地理の理論に合致する有数の場所であるといわれる。…

※「崇陵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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