崎陽拳(読み)きようけん

世界大百科事典(旧版)内の崎陽拳の言及

【拳】より

…両人相対し指,手,腕や体勢で形姿を示し,それによって勝敗を決める遊び。拳の種類によってそれぞれの取り決めがある。拳戯は中国からの渡来遊戯とするのが通説で,中国では拇戦,拇陣,中指之戯などと呼ばれ,酒宴の座興として行われた。日本では拳打あるいは○○拳と呼ばれ,江戸期に長崎から京坂,そして江戸へと伝えられた。現在では,拳といえば〈じゃんけん〉を想起するのが一般的だが,その他にもさまざまな拳がある。しかし,それらを遊事の内容から大別すると,数拳と三すくみ拳の2種類に分けることができる。…

※「崎陽拳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」