巡査手帳(読み)じゅんさてちょう

世界大百科事典(旧版)内の巡査手帳の言及

【手帳】より

…明治維新後,政府が末尾に関連法規や心得などを付した警察手帳や軍人手帳を製造したのが,今日いうところの本格的な手帳の最初であるとされる。これらのうち,警察手帳は,1874年8月に配布された〈巡査手帳〉にはじまり,身分証明書を兼ねるものとして全国の警察官が所持し,現在にいたっている。また,民間で手帳を作りはじめたのは,大正初年,当時,横浜馬車道にあった文寿堂であったとされる。…

※「巡査手帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」