世界大百科事典(旧版)内の工人社の言及
【明治・大正時代美術】より
…26年に,鋳金の高村豊周や内藤春治(はるじ)(1895‐1979),彫金の北原千鹿(せんろく)(1887‐1951),漆工の山崎覚太郎(1899‐1984),染色の広川松五郎(1889‐1952)らによって无型(むけい)が結成された。帝展に工芸部が設置された27年ころは彼らの活動も高揚し,この年,北原千鹿を中心にして,信田洋(のぶたひろし)(六平,1902‐90),山脇洋二(1907‐82)らの金工家が集まって工人社が結成された。また,京都でも1920年に楠部弥弌(くすべやいち)らによって,前衛的な作陶家集団赤土が結成されている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」