工戸(読み)こうこ

世界大百科事典(旧版)内の工戸の言及

【官戸】より

…司農寺等の官庁に籍があり,年間三番の交代制で1ヵ月ずつ勤務するたてまえであった。官戸中技能をそなえ少府・太常寺に上番するものを工戸・楽戸(工楽)と呼んで特別扱いとした。良民の半額に当たる口分田40畝支給の規定があり,婚姻は同一身分間でのみ認められた。…

※「工戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」