世界大百科事典(旧版)内の左岸ウクライナの言及
【ウクライナ】より
…このためドニエプル右岸はポーランド領に,左岸(ただしキエフを含む)はロシア領となった。ロシア領となった左岸ウクライナには〈ヘトマンシチナ〉と呼ばれるウクライナ・コサックによる自治国家が18世紀後半まで約1世紀間存続することになる。このヘトマン国家はコサックの頭領ヘトマン(ロシア語ではゲトマン)を長とし,財政,外交,法律,軍事などの閣僚がヘトマンを補佐して政府を構成していた。…
※「左岸ウクライナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」