巨大皺襞(読み)きょだいしゅうへき

世界大百科事典(旧版)内の巨大皺襞の言及

【胃炎】より

…逆に胃固有の細胞が増殖して胃粘膜が厚くなった状態を肥厚性胃炎hypertrophic gastritisと呼ぶ。胃粘膜が厚くなると粘膜が作るひだが太くなるが,この状態を巨大皺襞(しゆうへき)(〈ひだ〉のこと)といい,胃癌との鑑別が問題になる。まれな病気であるが,これが非常に著しくなったのがメネトリエ病Ménétrier diseaseで,フランスの医師メネトリエP.Ménétrier(1859‐1935)によって報告された。…

※「巨大皺襞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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