巨大進化(読み)きょだいしんか

世界大百科事典(旧版)内の巨大進化の言及

【大進化】より

…中間型として有名な始祖鳥の場合でも,爬虫類と始祖鳥の間,始祖鳥とその後の鳥類の間の形質の差はきわめて大きい。G.G.シンプソンは,この形質の差の規模からすれば,種間の差が生ずるのを大進化と呼ぶのだったら,科やそれ以上の分類群が生ずるのは〈巨大進化mega‐evolution〉とでも呼ばねばなるまいと記している(1944)。この〈巨大進化〉に対して大進化ということばを用いる人が,古生物学者のみならず,分類学者や生態学者には多い。…

※「巨大進化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」