巨石文化複合(読み)きょせきぶんかふくごう

世界大百科事典(旧版)内の巨石文化複合の言及

【ボントック族】より

…マウンテン州(州都ボントック)の人口は9万4096(1975)で,このうちボントック語を母語とする住民は3万2800(34.9%)である。ボントック族は首狩り,勲功祭宴,雛壇耕作,動物供犠,巨石記念物の建立,頭蓋崇拝などの文化特性から,インド北東部のナーガ系諸族,東インドネシアのニアス島民などとともに,いわゆる東南アジアの巨石文化複合を共有すると考えられる。主たる生業は雛壇耕作による水稲の栽培で,タロイモ,ヤムイモ,ダイズ,インゲンマメなども栽培し,水牛,豚,鶏,犬などの家畜も食料とする。…

※「巨石文化複合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android