世界大百科事典(旧版)内の巨視的物理量の言及
【統計力学】より
…その平均値を単位面積当りに換算したものが圧力の測定値である。 このように原子分子の世界から見れば非常に巨大ではあるが,人間生活の尺度では微小とされる寸法の時区間,空間領域にわたって平均された物理量を巨視的物理量と呼ぶ。いくつかの巨視的物理量の間に成立する関係式で表現される性質を求めるには,すべての原子や分子について位置や速度などを知る必要はない。…
※「巨視的物理量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」