精選版 日本国語大辞典 「巻ゲートル」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…日本ではフランス式を伝習した幕府陸軍で最初に用い,明治の陸海軍は下士官兵用に白ズック製,士官用に黒ラシャおよび革製のものを定めていた。
[巻ゲートル]
小幅の長い布を足首から膝下まで巻き上げ,端につけた紐で結び留めるもので,しめ方が手加減でき脚に密着し,行軍のときにぐあいがよい。19世紀末,インド滞在のイギリス軍から始まり,日本陸軍は日露戦争中の1904年,編上靴(あみあげぐつ)の使用に伴って巻ゲートルを採用した。…
※「巻ゲートル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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