世界大百科事典(旧版)内の市場供給関数の言及
【価格】より
…財やサービスの1単位を購入するに際して,その対価として提供しなければならない貨幣量のこと。無限とも思える人間の欲求に対して,それを満足させるために必要な自然資源の大部分が有限である。資源をどのように配分してどの財・サービスを,どれだけ,どのような方法で生産し,その結果を構成員間にどのように分配するかという資源配分および生産物分配の問題は,いかなる人間社会もがなんらかの形で解決せねばならない基礎的な問題である。…
【供給関数】より
…市場条件の変化に対応して売手の計画する供給量がどのように変化するかを関数の形に書き表したもの。数量調整に許される期間に応じて短期,長期が区別され,個別経済主体の個別供給関数と市場に集計量として現れる市場供給関数とが区別されるが,一般に,xiを第i財の供給量,pjを第j財の価格とするとき,供給関数はxi=Si(p1,p2,…,pj,…,pn)と表される。ただし,nは関連するすべての財の種類の数である。…
※「市場供給関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」