《市民の科学》(読み)しみんのかがく

世界大百科事典(旧版)内の《市民の科学》の言及

【ホグベン】より

…ケンブリッジ大学へ進学し,第1次大戦で良心的兵役拒否のため入獄,後にロンドン大学で動物学の学位を得,イギリス,カナダ,南ア連邦,再びイギリスの大学教授を務め,晩年(1963‐65)に南アメリカのギアナ大学(現,ガイアナ大学)の副総長を務めた。 フェビアン社会主義の立場から科学啓蒙運動で活躍し,《百万人の数学Mathematics for the Million》(1936)と《市民の科学Science for the Citizen》(1938)は,日本で第2次大戦の直前から戦後にかけて訳出され,戦後の日本の理科教育の改革に大きな影響を与えた。戦後の著作には《コミュニケーションの歴史From Cave Paintings to Comic Strips》(1948)などがある。…

※「《市民の科学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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