世界大百科事典(旧版)内の市町村公民の言及
【住民】より
…他方,住民は,地方公共団体がこのような行政を行うのに必要な経費(地方税,分担金,使用料,手数料等)を平等に負担する義務を負うのである。 明治憲法下の地方制度においては,市町村住民のうち,一定の資格要件をそなえた者のみが市町村公民とされて,市町村行政に参与することを認められていた。しかし,地方自治を憲法の制度として保障した日本国憲法下においては,日本国民たる住民すべてに,各種の参政権(地方自治行政に参与する権利)が認められている。…
※「市町村公民」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」