希夷先生(読み)きいせんせい

世界大百科事典(旧版)内の希夷先生の言及

【陳摶】より

…後唐長興年間(930‐933)の科挙に落第して仕官をあきらめ,湖南の武当山九室巌に隠棲して道術を学び,のちに華山雲台観などに住んだ。後周の世宗に召され,また宋の太宗のときには2度上京して寵遇され,希夷先生の号を賜った。《易》を好んで《正易心法》などの著作があり,とくに宋学の根幹をなす〈太極図〉(太極)は彼の作ともいわれる。…

※「希夷先生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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