帝国陸海軍作戦計画大綱(読み)ていこくりくぐんさくせんけいかくたいこう

世界大百科事典(旧版)内の帝国陸海軍作戦計画大綱の言及

【本土決戦】より

…しかし準備はすすまず,45年初め本州,四国,九州,伊豆諸島の地上作戦兵力は8個師団,1戦車師団,3独立混成旅団など,進攻作戦に耐えうる陸海軍航空戦力は676機(台湾・沖縄方面を含む),防空戦闘機約760機,高射砲約1200門にすぎなかった。45年1月20日大本営作成の〈帝国陸海軍作戦計画大綱〉は,本土決戦準備を45年初秋までに整えることを決定するとともに,1月22日東部,中部,西部の3軍司令部を作戦軍である5方面軍に改編し,さらに3月31日には5方面軍を第一・第二総軍に再編,同時に航空総軍を新設した。これと並行し2月28日,4月2日,5月23日の3回にわたり合計43個師団の新設大動員が実施された。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」