《帳合之法》(読み)ちょうあいのほう

世界大百科事典(旧版)内の《帳合之法》の言及

【簿記】より

…ただし,勘定の左右の肩に付される記号de dare―de avereは,類型Iの様式が伝播したドイツとフランスではそれぞれSoll―Haben(soll geben―soll habenの省略形),Doit―Avoirとなり,類型IIの様式が伝播したイギリス,アメリカではDebitor―CreditorまたはDebit―Credit(Dr.―Cr.)となっている。またアメリカのBryant & Strattonの簿記書《Common School Bookkeeping》(1871)のきわめて個性的な翻訳書である福沢諭吉の《帳合之法(ちようあいのほう)》(1873)により洋式簿記法が導入された日本では借方―貸方となっている。以後,日本では従来の〈帳合せ〉法すなわち大福帳を中心とした固有帳合法から徐々に洋式簿記法に転換していったが,全面的普及は大正末期または昭和初期ころであったといわれる。…

※「《帳合之法》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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