世界大百科事典(旧版)内の常光の言及
【光背】より
…仏像仏画に表現されるのは色身相としての光明である。この身光にまた2種あり,一つは常光,一つは放光といい,常光は仏身につねに存在する光明,放光は仏の神通威神の力により必要によって随時放たれる光明という。これら仏の光明は仏身の頭頂から足下にいたる仏の全身から発せられ,一つ一つの毛穴からも光明が出ると説かれるが,わけても眉間の白毫(びやくごう)や胸卍(むねまんじ)相から出る光明は,頭光や身光の光心とされる。…
※「常光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」