常陸踊(読み)ひたちおどり

世界大百科事典(旧版)内の常陸踊の言及

【綾子舞】より

…土地に伝わる由来伝承には,京都北野神社の巫子(みこ)文子(あやこ)が舞ったものが伝わったとするものと,上杉房能の奥方綾子が伝えたとするものがあるが,いずれもこの芸能が京から伝来したことをうかがわせる。ことに京で北野神社を本拠地としていた出雲のお国が,歌舞伎踊以前に名のっていた〈やや子踊〉との名称の相似も考え合わせると,女歌舞伎の踊歌に伝わる〈ややこ〉と同じ歌詞の曲を〈常陸(ひたち)踊〉として伝承していることなどからも,この芸能がお国もしくはその模倣者の女歌舞伎の座によってこの地に伝えられたことはほぼ確実であろう。おそらくお国自身の座によると思われる。…

※「常陸踊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む