《平和の解剖》(読み)へいわのかいぼう

世界大百科事典(旧版)内の《平和の解剖》の言及

【世界連邦】より

… 今日の世界連邦運動は第2次世界大戦末期に起こった。アメリカのリーブズEmery Revesは《平和の解剖The Anatomy of Peace》(1945年6月)のなかで〈戦争は,平等の主権をもち,一つに統合されない社会単位が接触すれば,場所と時とを問わず起こる〉として,現代主権国家体制下での戦争の不可避性と世界政府の建設を説いた。また,その2ヵ月後には原爆が投下されるなど,人びとに〈平和か人類の死滅か〉という二者択一的な危機感をいだかせたことを背景にしている。…

※「《平和の解剖》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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