平戸商館(読み)ひらどしょうかん

世界大百科事典(旧版)内の平戸商館の言及

【イギリス】より


[日英関係]
 イギリスと日本との交渉は,1600年(慶長5)九州豊後海岸にウィリアム・アダムズ(三浦按針)が漂着したことに始まり,徳川家康の許可を得てイギリス東インド会社は13年より平戸に商館を開いて通商を行った。しかしオランダとの競争に敗れて貿易はふるわず,23年(元和9)平戸商館は閉鎖され,両国の関係は絶たれた。鎖国下にイギリスが通商再開を求めたこともあったが,幕府は拒否した。…

※「平戸商館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android