世界大百科事典(旧版)内の平衡介入の言及
【東京外国為替市場】より
…第3の市場構成者である通貨当局は,円相場の変動を和らげるため市場の一当事者となって外国為替取引を行う。このような通貨当局による取引は平衡介入と呼ばれ,大蔵大臣が管理する外国為替資金特別会計の資金が用いられるが,その実務は事務委任を受けた日本銀行が行っている。このような東京外国為替市場で取引される外貨は,円を対価とする米ドル(ドル・円取引)が圧倒的シェアを有し,その他の外貨取引は米ドル対価で行われ,この種取引はクロス取引と呼ばれる。…
※「平衡介入」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」