世界大百科事典(旧版)内の平衡核間距離の言及
【結合間隔】より
…分子内では原子核はつねに振動しているので,厳密にはどのような状態での結合間隔かが問題になることがある。通常,ポテンシャル曲線の極小に対応する間隔(平衡核間距離),ゼロ点振動の振幅の補正をした間隔,いくつかの振動準位に分布した状態の平均的な間隔などを区別する。これらは互いに1pm(=0.01Å)程度の違いを生じる。…
※「平衡核間距離」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」