幸四郎次郎忠能(読み)こうしろうじろうただよし

世界大百科事典(旧版)内の幸四郎次郎忠能の言及

【幸流】より

…また舞のなかで特殊な地(ヌク地・切ル地)を多用するほかは他流に比べて装飾的な替の手組(リズム・パターン)が少なく,掛声も体系的にかけるなど形式性が強い。元来宇治猿楽の出で,流祖幸四郎次郎忠能は小鼓の名人宮増弥左衛門(1556没)の弟子。2世幸五郎次郎正能は《幸正能口伝書》を残し,室町後期から江戸初期にかけての技法を伝えている。…

※「幸四郎次郎忠能」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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