廻章(読み)かいしょう

世界大百科事典(旧版)内の廻章の言及

【廻状(回状)】より

…一般的には,複数のあて先に対し,順次に回覧させる方法をもって同一の用件を伝達する文書のこと。廻文,廻章とも言い,中世には,諸役への参勤や訴訟当事者の出頭を令する際に,この形式の文書が多く用いられた。近世では,領主や代官が支配下の村々に命令を伝える場合や,村々の日常的な連絡あるいは一揆への参加を呼びかける文書(一揆廻状)に,廻状が使用されたが,ふつう近世で廻状と言えば,前者を指す。…

※「廻章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む