《式部史生秋篠月清集》(読み)しきぶししょうあきしのげっせいしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《式部史生秋篠月清集》の言及

【秋篠月清集】より

…《新古今集》成立の1205年(元久2)前後に成ったと思われる。定家本系,教家本系,両者の混交本系など,組織を異にする多くの伝本のどの内題にも,〈式部史生(ししよう)秋篠月清集〉とある。そのほか〈南海漁夫〉〈西洞隠士〉などの謙退仮名(かめい)をも用い,良経の隠者志向がうかがわれるが,人生の無常をも見つめた長高清雅な歌境が,この家集の価値を高めている。…

※「《式部史生秋篠月清集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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