世界大百科事典(旧版)内の引当経理の言及
【引当金】より
…特定の費用ないし損失が将来(次期以降)において発生する可能性が大であり,しかも,その発生見込額を合理的に算定することができる場合に,それに備えた会計処理を当期中に行うことによって計上されることとなる貸借対照表上の貸方項目をいう。引当金を計上する会計処理は,通常,引当経理と称される。引当経理は期間損益計算を適正化するために行われる,と説明するのが旧来の通説であったが,必ずしも定説とはなりえず,今日では根本的に再検討されようとしている。…
※「引当経理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」