弱収束法(読み)じゃくしゅうそくほう

世界大百科事典(旧版)内の弱収束法の言及

【シンクロトロン】より

…リング磁石はビームを円弧状に曲げる作用と,細く絞るための収束作用をもつ。収束は軌道と直角な方向にこう配をもつ磁場によって行うが,磁場こう配が一定範囲内であれば,磁石の偏向作用と合わせて,水平,鉛直の両方向に収束作用をもたせることができる(弱収束法)。一方,強いこう配の磁石では,水平,鉛直のいずれか一方向に収束力を働かせると,他方向には必ず発散力が働く。…

※「弱収束法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む