世界大百科事典(旧版)内の弱収束法の言及
【シンクロトロン】より
…リング磁石はビームを円弧状に曲げる作用と,細く絞るための収束作用をもつ。収束は軌道と直角な方向にこう配をもつ磁場によって行うが,磁場こう配が一定範囲内であれば,磁石の偏向作用と合わせて,水平,鉛直の両方向に収束作用をもたせることができる(弱収束法)。一方,強いこう配の磁石では,水平,鉛直のいずれか一方向に収束力を働かせると,他方向には必ず発散力が働く。…
※「弱収束法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」