張斯(読み)ちょうしりん

世界大百科事典(旧版)内の張斯の言及

【カラハン宣言】より

…それは革命直後に新政府が中国に呼びかけた国交樹立の諸条件を一歩前進させたもので,20年に中国で発表されると,五・四運動の興奮さめやらぬ中国各界に熱狂的な反響を生み,特に知識人の親ソ化に拍車をかけた。ついで北京政府が派遣した張斯(ちようしりん)を団長とする軍事外交使節団にカラハンが手交したのが9月27日付の第2回宣言である。その内容は第1回宣言の条文化であったが,東支鉄道の使用に関しては中ソのほかに極東共和国も運営に参加するとして,無償返還でなくなった点が異なっていた。…

※「張斯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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