張樗寮(読み)ちょうちょりょう

世界大百科事典(旧版)内の張樗寮の言及

【張即之】より

…中国,南宋末期の書家。字は温夫。樗寮(ちよりよう)と号した。和州(安徽省)の人。寧宗朝の参知政事張孝伯の子。地方官を歴任し,直秘閣を授けられて官を辞した。善書をもって聞こえた伯父張孝祥の影響をうけたものか,米芾(べいふつ)を学び,さかのぼって褚遂良(ちよすいりよう)などの筆法を加味し,一種独特の書法を案出した。評価はまちまちであるが,日本からの入宋僧は喜んでその書をもちかえった。また,明の董其昌(とうきしよう),清の王澍(おうじゆ)によって相当高く評価され,王文治のように,その書法を学んだ書家もある。…

※「張樗寮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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