張賓(読み)ちょうひん

世界大百科事典(旧版)内の張賓の言及

【五胡十六国】より

…したがって漢族士大夫を登用して行政に当たらせることが行われ,聡明な胡族君主が有能な士大夫を信任して股肱とし,士大夫の方も君主の知遇を得て国事に身命を捧げた。石勒と張賓(?‐322),苻堅と王猛(325‐375)がその好例であり,そのようなとき国家は安定し繁栄した。しかし宗室による国軍の分統体制はしばしば内紛を生み,ついには政権の崩壊に結果した。…

【石勒】より

…翌年襄国(河北省邢台県)を首都として趙国皇帝の位についた。石勒は漢族士大夫張賓の補佐によって善政をしき,彼自身は無学であったが,学問を尊重した。漢族を虐待することはなかったが,胡族蔑視には厳罰をもって報いた。…

※「張賓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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