強制水先(読み)きょうせいみずさき

世界大百科事典(旧版)内の強制水先の言及

【水先案内】より

…水先人の免許を受けるには,3000総トン以上の船舶の船長経歴が3年以上あり,水先人になろうとする水先区で一定期間実務を修習し,運輸大臣の行う水先人試験(身体検査,学術試験)に合格することを要し,免許を受けたあとも5年目ごとに更新を受けなければならない。政令で定める39水先区のうち,強制水先とされている11水域(横浜区,横須賀区,東京湾区,伊勢三河湾区,神戸区,大阪湾区,備讃瀬戸区,来島区,関門区,佐世保区,那覇区)では,船の安全かつ能率的な運航を維持するため,一定の船の船長には水先人を乗り込ませる義務がある。その他の水先区は船長の要請を受けて水先人が乗り込むいわゆる任意水先である。…

※「強制水先」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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