強梗症(読み)きょうこうしょう

世界大百科事典(旧版)内の強梗症の言及

【カタレプシー】より

…昏迷状態のときにみられ,患者は受動的にとらされた姿勢を保ちつづけ,自発的に戻そうとしない。〈強梗(硬)症〉ともいわれるように,動かすときに抵抗が感じられる。これが高度になると,あたかも蠟人形を曲げるように,不自然できゅうくつな姿勢をとらせることもでき,〈蠟屈症〉とよばれる。…

【精神分裂病】より

…現存在分析を創始したスイスの精神医学者ビンスワンガーの主著で,1957年に単行本の形で刊行された。5例の精神分裂病のくわしい症例研究からなるが,30年代に著者が独自の人間学的方法を確立したのち,数十年にわたる臨床活動の総決算として44年から53年にかけて集成したもの。ここでは,分裂病は人間存在に異質な病態としてではなく,人間から人間へ,現存在から現存在への自由な交わりをとおして現れる特有な世界内のあり方として記述される。…

※「強梗症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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