世界大百科事典(旧版)内の強電解質の異常の言及
【電離説】より
…酢酸のような弱電解質の場合には以上の関係がよく成立するが,塩化ナトリウムのような強電解質では,上式による電離定数の値が一定にならず,質量作用の法則からのずれが著しい。すなわち,強電解質溶液の性質は,アレニウスの電離平衡の理論では説明することができない(これを強電解質の異常という)。【玉虫 伶太】。…
※「強電解質の異常」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...