世界大百科事典(旧版)内の形態病理学の言及
【病理学】より
…また,このことを通じて,病気の治療と予防に貢献することが,生体から病気を取り除くことを究極の目的とする医学としての病理学の目的でもある。一方,狭義の病理学は,形態の変化から機能のひずみを推察し,病気の本態をとらえようとする病理形態学を指す(この立場を明確にするには形態病理学というべきである)。 一般に,狭義の病理学は,病理解剖学とも呼ばれているように,病死体の解剖をもって始まり,解剖を通じて病気の原因を追究する学問といわれてきた。…
※「形態病理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」