世界大百科事典(旧版)内の後古典期の言及
【メソアメリカ】より
…テオティワカン文化が前期の代表であり,後期は史上最も多彩な文化を開花させた活気に満ちた時期で,トルテカ文化,マヤ文化が代表的である。続く〈後古典期〉(前期は1000‐1350年,後期は1350‐1521年)はメキシコ北部乾燥地帯から侵入するチチメカ族の起こす混乱と,そのなかから生まれてくる文化を特色とし,メシカ文化が代表的である。16世紀前半,この地域はスペインによって征服され,メソアメリカ文化は大きく変容する。…
※「後古典期」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」