後藤陽一(読み)ごとうよういち

世界大百科事典(旧版)内の後藤陽一の言及

【太閤検地】より

…これに対して宮川満は,太閤検地が小農民自立に果たした役割を認めつつも,村落支配者層の特権を容認するような妥協的側面も強かったことを指摘し,相対的革新策であると主張した。後藤陽一は,すでに自立を達成している農民を中心とする村落共同体が,太閤検地を契機に年貢村請(むらうけ)制の主体となった事実を強調した。さらに遠藤進之助は,太閤検地の政策基調は,領主に対して夫役(ぶやく)を負担しうる農民を役家として設定することにあったと主張した。…

※「後藤陽一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む