従覚(読み)じゅうかく

世界大百科事典(旧版)内の従覚の言及

【末灯鈔】より

…以後はおもに書簡を交換して門弟との連絡を密にした。親鸞の曾孫覚如の次男従覚(慈俊)が1333年(元弘3)4月,諸国に散在する親鸞の書簡や短編の法語22通を集め,2巻に整理したのが本書である。親鸞の書簡集としては,早くは門弟の常陸国飯沼の善性が編集した《御消息集》があり,その後,下野国高田の顕智は《五巻書》を編し,下総国の横曾根門徒は《血脈文集》を作り,なお編者未詳の《親鸞聖人御消息集》(愛知県妙源寺所蔵)があった。…

※「従覚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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