世界大百科事典(旧版)内の御咄衆の言及
【御伽衆】より
…御咄衆(おはなししゆう),御談伴(ごだんばん),ときに安西衆(あんざいしゆう)ともいう。室町末期から江戸初期に特有な一種の役職。…
【落語】より
…〈らくご〉と読むようになったのは,1887年(明治20)ごろからであり,普及したのは昭和に入ってのことだった。
【歴史】
[落語の起源]
落語家の祖として,16世紀末の安土桃山時代に,武将の側近にあって咄の相手をした御伽衆(おとぎしゆう)(御咄衆(おはなししゆう))の存在があった。御伽衆の笑話を編集した《戯言養気集(ぎげんようきしゆう)》(慶長年間(1596‐1615))が,このことを証明している。…
※「御咄衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」