世界大百科事典(旧版)内の御嶽火山の言及
【御嶽山】より
…そのうち二ノ池と三ノ池は常時水をたたえ,二ノ池は日本最高位(2905m)の湖沼,三ノ池は高山湖としては第3位の深さ(13.3m)である。御嶽火山は,第三紀の初めころから噴火が始まり,古生層や中生層の基盤を貫いて噴出したもので,何回かの噴火を繰り返して第三紀末に現在のような火山原形がつくられた。噴火の順序は,(1)摩利支天,(2)二ノ池と三ノ池,(3)中央火口丘の一ノ池火口と四ノ池である。…
※「御嶽火山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」