御栗栖司(読み)みくるすのつかさ

世界大百科事典(旧版)内の御栗栖司の言及

【栗作御薗】より

…中世,天皇に栗を備進した園地で,とくに丹波甘栗御薗,山城田原御栗栖(みくるす)は有名である。蔵人所(くろうどどころ)の所管に属し,御薗には御栗栖司が補任され,備進に従う者を栗供御人といった。毎年旧暦9月には丹波甘栗御薗から四足の桶に入った栗1荷が,五節(ごせち)(旧暦11月)には田原供御所から甘栗30籠がもたらされる例であった。…

※「御栗栖司」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android