御積島(読み)おしゃくじま

世界大百科事典(旧版)内の御積島の言及

【飛島】より

…酒田港から定期船の便があり,春から秋にかけて磯釣りなどの観光客でにぎわう。島全体が鳥海国定公園に属し,西沖合約1kmの御積(おしやく)島とともにウミネコの繁殖地(天)で知られる。【中川 重】
[漁業と民俗]
 法木(ほうき),中村,勝浦の3集落とも,夏のイカ漁と冬のタラ漁を営んできたが,島内で収穫される米はわずか50石程度であり,江戸時代から行商船が米どころの庄内や由利地方(現,秋田県南西部)へ通う慣行があった。…

※「御積島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」